除夜の鐘 日本一大梵鐘〜念佛宗(念仏宗無量寿寺) 兵庫県加東市

除夜の鐘は、人が持つ代表的な108つの煩悩を払ってくれると言われています。煩悩のお祓いだけでなく、この一年間、無事で過ごせたことに感謝しながら鐘の音を聞くという方も多いのではないでしょうか。ここでは、総本山の除夜の鐘の動画を見た感想を書かせていただきます。
動画URL: 除夜の鐘 日本一大梵鐘〜念佛宗(念仏宗無量寿寺) 兵庫県加東市

ライトアップされた参道

動画では、まず両脇に白いライトがずらっとともされた大晦日の参道が映し出されます。辺り一面真っ暗で急な箇所もあるので、両脇にライトがついていれば安心して上ることが出来そうです。人がたくさんいても、階段を踏み外したりせず、安全に通行できるように配慮がなされているのですね。また、ライトが白く闇の中に浮かび上がっている姿は、幻想的で厳粛な気持ちになります。町中のにぎやかでカラフルなイルミネーションとは全く違い、まさに寺院の大晦日といった雰囲気です。参道の先に見える本堂が広大かつ立派で、全く違うことにも驚かされます。私がいつも大晦日に参拝している寺院とは、スケールが全然違います。興味津々で、動画を続けましょう。

心に響く大梵鐘の音

動画には、続々と集まる人々の姿が映し出されています。表情までは分かりませんが、皆さんゆったりとした足どりで階段を上っていきます。大掃除やおせち旁を済ませて、皆さんどこかほっとしているような雰囲気です。ここでは、時間がゆっくりと流れているのかもしれません。若い方もいらっしゃるようですね。次の映像には、遠くから参道を映し出されます。延々と続く白いライトが闇の中にくっきりと浮かび上がり、とてもきれいです。その美しさは、現世と仏道をつなぐ階段といった印象です。そして、いよいよお坊さんが登場します。普通の寺院では一人のお坊さんが鐘をつくのが一般的だと思いますが、こちらでは二人のお坊さんが掛け声をかけて鐘をつくようです。荘厳な低い鐘の音が、心にしみわたります。そして、お坊さんの「南無阿弥陀仏」のお経が響き渡ります。大梵鐘と呼ばれる大きな鐘には、何かの文字がぎっしりと書かれています。

お坊さんのありがたいお経

動画では、二人のお坊さんのお経が延々と続いています。凡人の私には「南無阿弥陀仏」しか分かりませんでしたが、何やら他の言葉も言われているような。こうやって人々の平穏と新しい一年の祈願をしてくださっているのだと思うと、ありがたい気持ちになります。また、お経を唱えながら鐘をつく光景は始めてみました。いつも行く寺院では、一人のお坊さんが黙って鐘をついていたからです。動画の最後には大梵鐘のアップが映し出されています。こんなに大きな鐘を108回もつくのは、さぞかし体力のいることでしょう。しかし、お坊さんの声は鐘をつくごとに大きくなるようで、朗々と辺りに響き渡っています。まさに、大晦日にふさわしい厳粛な映像に、見ている私も心が静まっていく思いでした。

まとめ

最近は、大晦日にお参りに行かない若い方が増えているという話を聞いたことがあります。しかし、今回の画像には参拝に向かう若い人たちの姿も映し出されており、やはり大晦日は若い人たちにとっても大切な日だと思われているのだと、少し安心することが出来ました。総本山は住んでいるところからは遠くて、なかなか行く機会がありませんが、いつの日か私も足を運び、静謐な総本山の大晦日の鐘のお夜を堪能したいと思います。皆さんも、ぜひ一度足を訪れてみてはいかがでしょうか。

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