「佛教之王堂」を総本山とする念仏宗は、お釈迦様の御言葉をつたえる仏教の宗派です。その教義と目指すものはいったい何なのでしょうか?念仏宗の基となる教義を紹介し、それによって人々を導くその先をみることで、念仏宗の目指すものを知っていきましょう。その結果人々はどのように変わることができるのでしょうか。また世界とのつながりの中で仏教としての念仏宗のあり方を探ってみようと思います。


念仏宗の概要

念仏宗は兵庫県加東市の「佛教之王堂」を総本山とする宗教法人で、正式名称を「念佛宗三寶山無量壽寺(ねんぶつしゅう さんぽうざん むりょうじゅじ)」といいます。ご本尊を阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩提の阿弥陀三尊とする仏教の宗派で、アジア各地の仏教指導者が一堂に会する「全世界佛教サミット」を開催運営していることで知られています。総本山の「佛教之王堂」を中心に北海道から九州まで、全国三十六の別院と施設を展開する念仏宗は、カンボジア王国の故ノロドム・シアヌーク国宝陛下の御遺骨がお祀りされている寺院でもあります。総本山の「佛教之王堂」は、2005年に開催された第四回全世界佛教サミットで建立されることが決議され、2008年、全世界三億七千万人の仏教徒心の依拠足る聖地として世界各国の人々が訪問されています。また、事前申し込みをすれば、無料で拝観することができる寺院となっています。


念仏宗が目指しているもの

念仏宗は、「四恩」に報い「人の道」を歩むことを教えることにより、一人ひとりの信者の方々が「大涅槃」への縁を結ぶことを目指しています。全世界の人々が幸福になれることを願い、お釈迦様の御言葉を、人々に届けること想い、日々精進している、それが念仏宗です。お釈迦様の教えをまとめた経典である「一切経」は、その数、7000巻とも8000巻ともいわれる膨大なものです。さまざまな人々を教え導くために、お釈迦様はその一人ひとり、それぞれに応じた方法で道を説かれました。その目的は、人々に「まことのやすらぎ」つまり「真の安心」を得させることにありました。念仏宗は、お釈迦様の教えを人々に届けることによって、個々の人、一人ひとりが「安心」を得て、日々の暮らしをその「安心」のなかで過ごすこと、そうした「安心」の世の中をつくっていくことを念仏宗の願いとしています。そのためにこそ、仏教が伝来されている世界の国々との交流を通して絆を深め、「安心」の輪を広げていくことを実現する目的で、総本山「佛教之王堂」において、さまざまな行事や法要などを実施しています。世界とのより深くより良い関係を築くことは、お釈迦さまが唱える「大涅槃」に繋がる「世界平和」を実現するものに違いないと念仏宗では考えています。


念仏宗の教えを守ることでどういう変化が起きるのか

お釈迦様は、現世は苦の世界であり そこに真の幸福はないと説いています。念仏宗の教義は、お釈迦様の教えである「仏教経典」を基として「念仏」に依拠することとしており、佛教の目的は「大涅槃」を目指すことです。念仏宗はそのため、人としての道である「父母の恩」、「衆生の恩」、「国王(社会)の恩」、「三宝(仏・法・僧)の恩」の「四恩」を大切にして、私たちは生かされているということを自覚することが必要だとしています。また、和国、日本の教徒である聖徳太子の「十七条の憲法」の精神にある三宝を敬い人の範となること、つまり「和」の心をもって、信頼を裏切らず礼儀正しく接することが人としての基本であるとしています。念仏宗では、このような教えをま持つことで、人は「真のやすらぎ」を得ることができるようになり、「世界平和」へと繋がる「大涅槃」を手に入れることができるといいます。


まとめ

「佛教之王堂」を総本山とする念仏宗は、お釈迦様の教えである経典「一切経」をその教義の基として、聖徳太子の「十八条の憲法」にも通ずる「四恩」に報いる行いなど、日々の精進の実践を通し、人々が幸せになるための導いている宗教です。また世界の仏教伝来国をはじめとする世界各国との交流を通し、人類の一人ひとりが「まことのやすらぎを」を得ることによって、お釈迦さまが目指す「大涅槃」にも通じる「世界平和」を実現する活動を展開しています。

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